沖縄で青空ヨガ、あるいはポーズをやらないヨガ

 

沖縄に移住した友人が主催するイベントで野外ヨガをやらせてもらった。

 

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「ファミリーで楽しめる野外フェス」がコンセプトで、自然と音楽と食とお酒をゆるく楽しむイベント。昼間は釣りやビーチ遊び、観光に昼寝に読書。沈む夕陽の中でBBQをやりながら音楽とお酒を楽しんだり、花火をしたり。素敵じゃあないですか。

 

とはいえ!

 

ヒッピー文化やニューエイジ思想に偏った「ヨガっぽい神秘的なナニか」であればミュージシャンにも刺さってフェスとの相性も良さげだけど(すごい偏見)、酒飲んで夜更かしした朝っぱらから健康的に青空ヨガってニーズあんのか?てゆーかどんなメニューにしよう・・・と多少不安がありつつも、とにかく私自身が沖縄の大自然の空の下でヨガをやりたくてしかたなかった。

 

日の出のタイミングでヨガをやりたかったんだけどそれは私個人の楽しみにまわして、朝8時半からのスタートに。みんな眠そうな顔をしながらもどんどん集まってきてくれて、最初は少し照れた様子だったけど、身体とココロめいっぱいでヨガを楽しんでいる様子だった。

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この状況なので(酒飲み&寝不足&テント泊多数)ねじりとグイグイ伸ばす系を多めに。エカ・パーダ・アドムカシュバナーサナとツイステッド・ロウランジをピークに。

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 「またやってほしい」とか、寝坊した方からの「ヨガやりたくて早寝したのに!」と悔しそうな声や「もっとヨガをやってみたい」という感想をもらって嬉しかった。

 

ヨガの最中、機材のセッティングやPA的なことをやってらした方が何も打ち合わせしてないのに素晴らしいBGMをつけてくれた。

 

クラスのイントロやウォーミングアップのとき、

途中で少し身体を動かすとき、

クールダウンからシャバーサナのとき、

 

彼は私のほうをずっと見ながら、クラスの流れにあわせた選曲や音量を微調整し、「邪魔にならない、朝の雰囲気を壊さない、けれど少し参加者の気がまぎれる程度の音」を作ってくれて、私もとてもキブンが良かった。

 

彼がシャバーサナの意図を汲んで、「無音という音」を演出してくれたことにとても感動したし感謝した。つまりは彼もまた、「ポーズではないヨガ」を一緒に楽しんでくれたんだと思う。

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朝の空気、

澄み渡った青空と目の前にひろがる海、

波の音、潮の香り、

朝露でひんやりとした芝生の感触とうっすらにじむ汗、

 

身体の固さなんて些末なこと。

「やってみよう」という柔らかい気持ちと「いま、この瞬間」を感じるココロひとつでそんなものは軽々と飛び越えられる。大丈夫。

 

楽器が弾けなくたって音が鳴れば身体やココロは動くじゃない?

ポーズができなくたってスムーズな呼吸があれば身体やココロは感じるじゃない?

 

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