ショルダースタンドでとんちをきかせる

 

アーサナの女王と呼ばれるショルダースタンド(Salamba Sarvangasana / サーランバサルバンガーサナ)は正しく行うと非常にセラピー効果の高い逆転のポーズ。

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(C) yoga JOURNAL

 

シークエンスを組む場合、このポーズのあとに激しいアーサナはすべきではないと考えられているらしい(アイアンガースタイルにおいて)。また頸椎の自然なカーブを保つためにブランケットを使うと、安全にアーサナをキープすることができる。

 

こちらは椅子を使ったサポートスタイル。

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(C) yoga JOURNAL

 

脚を椅子の座面からはなし垂直に立てていきます。椅子の支えを借りることでしっかり腕を外旋し、肩で身体を支え、がっつり胸を開けるわけですね。

 

私はこのポーズが大好き!

 

肩周りの柔軟性がなく胸がぜんぜん開かなかった頃は、肩でうまく立てず首がつまる感じがして辛いポーズだった。また、逆転したまま脚を使う(引き上げる)というアクションもわからなかったため、脚の力が抜けてそれを腰で吸収し、反り、終わると腰が痛くなるポーズでもあった。

 

ポーズ後にツイストをやりたくなってたんだけど、リサ・ウォルフォード先生のトレーニング「ショルダースタンドを正しく行えていれば、ポーズ後のツイストは不要である。ツイストを求める感覚があるのはポーズを正しく行えていないといえる。」と教わってから、それをひとつの目安に練習を重ね、今やすっかりツイスト不要、やるのも教えるのも大好きなポーズに。

 

 

で、家でサポートスタイルでやれないものか、とあれこれ試してあみだしたのが・・・

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ピアノ!

 

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※今日も画力が冴えわたっております。絵の正確性はもちろん皆無。

 

ふたを閉めたピアノを椅子の座面にみたて、椅子の上にはたたんだマットをしいて、手前にボルスターとブランケットをセットしてポーズにはいる(写真はピアノと椅子とボルスターの位置がぴったりくっついてるけど、実際は適度に離して行う)。

 

たまたますべての高さがちょうどピッタリで、発見した時は嬉しくてポーズやりまくり。ピアノ椅子って高さが調節できるので便利ですわ~(ちゃんと本来の使徒でもたまーーーーに使ってます)。

 

「いかに家練でとんちをきかせるか?」にウェイトがかかってる気がしなくもないけど・・・家練が充実して楽しいのでよしとする!