まさかのストレートネック

 

最近、左の僧帽筋から三角筋、上腕から前腕(回内筋)、手首から手のひらにかけて痛みとしびれを感じていた。カップをつかんで持ち上げるとビリビリーっと。

 

なんだろー

へんだなー

 

しばらく様子を見て、いろいろアーサナも試したんだけどどうも回復の兆しがないので整形外科に行ってみた。そしたらなんと・・・

 

 

ストレートネック!

 

 

まさかの診断。

 

えええええーーーーーーっ!

マジですか???

 

 

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(C)ヨミドクター

 

 

正常な頸椎(ブルー)は頭部の重さや圧力を分散させてるんだけど、この弯曲がなくなってまっすくになることで(レッド)首の筋肉や頸椎に負担をかけてしまう。そこから頭痛や肩の痛み、腕のほうへのしびれなどを引き起こしてしまう。

 

ストレートネックってなんなのか?なぜそうなるのか?なったらどうなるのか?どんなケアが必要か?情報としては学んでるつもりでも、自分がそうだとは思いもせず。

 

診断で先生に「どストレートですよ」と言われた。レントゲン写真を撮り忘れて悔やまれるんだけど、赤ペンでキュキュッとまっすぐの線をひいて「見事です」とも。

 

マジで~

とほほ~

 

なんの根拠もないんだけど、なぜか私は自分の頸椎は普通に弯曲してるもんだと思い込んでいた。「私、首短くて太くてガッシリして筋肉っぽいのに・・・」とつぶやいたら、「あーぜんぜん関係ないですw」と先生。

 

「生まれつきや事故などでもなりえますが、まあ多くは生活上の姿勢が原因ですよ。あと睡眠姿勢ね。」とのこと。そうか、そりゃそーだ。

 

なぜか私、バレエダンサーのような頭が小さくて首が長くて華奢で細いタイプに多いもんだと、勝手に思いこんでいた。

 

うーん、かなり恥ずかしい思い込み。

見た目じゃないんだよなぁ、ほんとにもう。。

 

最近は家でもPC作業が多くなっていて、けれどヨガの練習は少し減ってたり、サポートスタイルの家練が多かったのも原因かもしれない(サボリが原因?!)

 

ま、しばらく様子見て。お風呂で温めて、マッサージやストレッチしてね。あーヨガやってるんだからわかるよね?(あ、はい・・・と小さくうなずく私・・・)。

 

診断がでてからは、かたっぱしから解剖学やアサナのテキストを猛復習中。「言われてみれば確かに・・・」って『頸椎あるある』が次々と思い起こされる。

 

感じることが大切!と思いながらもいまいちつかみきれず、なんだかボンヤリ流していたことが(症状が、気付きが)、レントゲン診断という科学的な根拠で明らかになるってのは、ヨギとしてどうなんだ?というやや情けない気持ちもあったり・・・。

 

でもまあこれで私、ストレートネックについてはとっても詳しいヨガティーチャーになれるってもんですわ!(前向き)。

 

しかも!

 

5月に来日されるマーラ・アプト先生のWSでも、「ストレートネックや脊柱側弯、姿勢に由来する脊柱港湾に対し、ヨガでどのように対処し、活用するかの方法をみる」ってクラスが!なんて私向き!ナイスタイミング、やったね!(いたって前向き)

 

というわけで、ハードなオフィスワーカーやエンジニアの皆さん、スマホやタブレットやゲーム機をいじくりまわす皆さん、生活姿勢ってとっても大切ですね!長年の姿勢が曲がるべき骨をまっすぐにしちゃうことも・・・お互い気をつけてケアしましょ!

 

ストレートネックと診断されたヨガ愛好家の皆さん。ま、そういうこともありますよ。ことさら恐れたり、かといって軽んじることもなく、知識と身体の声を武器に冷静にケアしてヨガを楽しみましょ!

 

※このブログ、ストレートネックネタ増えます。たぶん。