1ポーズ集中講座

 

師匠ケイコ先生が吉祥寺SHIZENyogaで新しくスタートしたシリーズクラス、「1ポーズ集中講座」を受講してる。

 

SHIZEN Yoga Series Class

(C)SHIZENyoga

 

シリーズクラスは事前申込み型の連続クラスで、決まった時間に決まったメンバーで練習を行うスタイル。定期的にクラスに通うことでヨガが習慣化し、仲間もできるのがシリーズクラスの良さかな。

 

ケイコ先生の「1ポーズ集中講座」は月に1回の全4回シリーズで、クラスの内容はスタジオのブログをご覧いただくとして、先日第1回目に参加してきた。

 

これがもう・・・予想通りマニアックでおんもしろーい!!

 

昔ピアノの先生がバッハの和声を分解する練習を教えてくれて、たった1曲の中でも細かくさらうことで、見えなかったハーモニーが新たに見えてきて驚愕した(ちなみにピアノの先生も「ケイコ先生」w、熱血指導の素晴らしい先生)。

 

俯瞰・大局・全体感を捉えるズームアウトと、分解・部分・深堀りで捉えるズームインの2つを行ったり来たりするのは、ビジネスだけじゃなくヨガでも芸術でも役立つアプローチ(フレームワーク)なんだよね。

 

で、この「1ポーズ集中講座」はもちろんズームイン型のアプローチで、ふだんのクラスとは違った学びがあって大変おもしろい。それまで「点」と「点」で理解していたアクションが、「こーゆーことだったのか!」とか、「ってことはあのポーズにも応用できるんじゃない?」と自分の中でつながって楽しい。

 

講座で取り上げるターゲットポーズの習熟度が増すのはもちろんだけど、そっから横展開して知識をつなげ、他のポーズへの応用を考えたり試したりするのもワクワクする。

 

ひとつのアーサナの中に無限に広がるアクションに少しずつ気付けたり、体への意識が徐々に深まることで、その果てしなさ、どこまでも続く探求の道がうすらボンヤリ見えて「深いぜ!遠いぜ!」と思わずうなるぜ!

 

進化したり退化したり、絶えず変化する心と身体と向き合って、ずっと道半ばで追いかけられるって凄いことだな、と思う。

 

サクッと結果を求めたり、ググッて攻略法をGETしたりと、合理的にマスターすることや効率的にコンプリートすることではなく、「終わらねえ~キリがねえ~」と言いつつ嬉々として「過程」や「行為」そのものを楽しめるようになったのは、ヨガが私にもたらした大きな変化のひとつ。

 

できるようになったら楽しい。その途中だって何かと楽しい。できなくたって「いつかできるかも」と思えば楽しい。

 

そんなわけで、(もし次のシーズンも開催されるようなら・・・たぶんされます)オススメのクラスですよー。ウェブサイトを適宜チェックしてみてくださいね!

 

 

※ちなみに、全4回のテーマポーズを事前に知りたくない!その場で知りたい!と思ってたんだけど、初回講座のあまりの充実っぷりに「これはちょっと予習して、90分のクラスで120%理解できるといいなぁ」と思いはじめてる。

 

教えてもらおうかなー

でも、ヤマはって「あたったー!」って楽しむのもいいなー