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弱った体がよみがえる人体力学~井本整体の本

読書メモ

 

野口整体の創設者である野口晴哉氏がまとめた12種類の体癖分類は、個人に性格のクセや特徴があるように、身体にも性格やクセがあって当然とする考え方。

 

様々な治療法や施術がある中で、この野口整体はひとつのアプローチとして区別されているんだけど、それは矯正や修正ばかりにこだわり過ぎず、思想や生活習慣といった「その人まるごとを受け止め観察する・寄り添う」というとことに特徴があるのではないかと個人的には感じている。

 

↓ その野口氏の弟子を父に持つ井本邦昭氏による「井本整体(井本式)」の本。

 

弱った体がよみがえる 人体力学

弱った体がよみがえる 人体力学

 

井本整体の特徴は、本来カラダの中に「在る力」「潜在体力」を呼び起こし、あるいはゆさぶり整えていくこと。生理学や解剖学や栄養計算といった外部の『べし・べからず』に左右されず、自分の体のことは自分で感じ、行動し、全うできるカラダ作りを目指すもの(リンク先のメッセージを引用→

 

ヨギ的な見どころとしては、井本先生がこの本でとくに重点を置いているのが「呼吸器のサビつき」であるところ。肩甲骨の上角から胸椎1~5番を結んだ「三角点」と呼ぶ箇所に着目している。

 

↓ 青い三角形のとこですね。

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現代の日本人が特に不具合を抱えてしまっている(知らずに弱らせてしまっている)機能が呼吸機能だとし、この呼吸器まわりの筋肉や骨などがどのように連動して働くべきかがわかりやすくまとめられている。

 

ハラーサナ(鋤のポーズ)で背骨を床におろす時、この胸椎3番~5番あたりがこわばってるのに気付くことってありません?コロコロ~となめらかに転がるのではなく、「ガッタン」となる感覚・・・ちょうどこの辺が影響してるようなんだよなー。

 

三角点、奥が深そう。これはちょっと調べていろいろ試す必要がありますねー。

 

 

また肩こりや腰痛、頭痛といった症状ごとにその理由と関係部位も説明されてます。

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写真やイラストが豊富で、最低限の解剖学要素もきちんと盛り込まれてるのでとても見やすくわかりやすいです。

 

ヨガのアーサナではないけれど、必要な動きも写真付きで紹介されてます。これは腰に健康的なアーチを取り戻すのにおすすめの動き。

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ケイコ先生のクラスで「腰にアーチを取り戻す」ってワークをやってる頃に再読してたので、理論としてすごく納得できた部分。

 

また、↓ こちらはより生理学的な要素が加わった1冊。

 

内臓を強くする整体法 内臓力を回復して体の中から若返る

内臓を強くする整体法 内臓力を回復して体の中から若返る

 

肝臓や腎臓や胃といった内臓のシステム、働きと、その働きに関連する骨や筋肉がわかりやすくまとまっている。体操や動きの種類は1冊目のほうが豊富だけど、こちらはより機能や症状について詳しく書いてある感じかな。

 

筋肉の疲労は気付きやすいんだけど、内臓の疲労って「明確な症状」になるまで見過ごしがちなので、トータルでケアできるといいですねー。

 

この2冊は骨、筋肉、内臓、の関連が明確化され、症状毎にそれらが索引できるのでボディワーク関係者の方にはおすすめです!

 

 

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