身に余る、を知る
このたび引っ越しをしたわけですが、それはそれはもうキュウキュウのスケジュールで、計画性の無さや時間管理の甘さ、段取りベタといった持ち味がいかんなく発揮されたイベントとなりました。
すでに3週間ほど経過しサチコさんも落ち着きはじめてるにもかかわらず、主人であるところのワタクシは大変な優柔不断のため、家具の配置や細々としたレイアウトや動線がいまだ定まらず、必要アイテムの購入ひとつにいちいち悩み、悩みっぱなしで手をつけず。
だがしかし!
このような不便さにもすぐ慣れてしまう・・・という適応力の高さが発揮され、さっぱり落ちつけないまま過ごしております(ちなみに不潔さにもわりとすぐ慣れます)。
また、「そんなの後でいいだろ!」ってことを先にやりたくなる性分で、ゴッチャゴチャの最中に絵の額縁をローテーションしてみたり、リビングのレイアウトも定まらないうちにスピーカーの配線をしてみたり。
まさに木を見て森を見ず!
※呆れるサチコさん
で、断捨離とかデトックスとか浄化とかってのはヨガをたしなむ方にとっては馴染み深い生活行動ですが、私もどんどん捨てられます。ばんばか手放せます。
普段にも増して、今回の引っ越しでは勢いよく様々なものを処分し、CDやDVDや本は7割がた売り払い、服やバッグ類も大量にリサイクルに。
もうモノを所有したくないんですよね。
モノはどっかに収納しなくてはいけないし、必要とあらばそっから持ち出さなければいけない。「どこだっけ?」ってことにならないよう収納ルール的なのも要るし、そこまでやっといてたいして出番がなかったりもするし・・・
モノを管理するのが人生なのか?!と、ふと思ったわけです。
なくても困らないモノはもとより、たいして気に入ってもいなければ好きでもないモノ、覚えてすらいないモノも所有してて・・・これじゃお互い不幸!めんどう!と。
そうして可能な限りモノを減らしまくり、もともと家具はほとんど持ってない中で以前よりも広い部屋に移った結果・・・
部屋、がらんどう。
そもそも一人暮らし用の広さじゃないってこともあるんだけど、広々してますね~ってレベルじゃなく、ガラーーーンとしてる。ヨガやり放題。プロップスだし放題。
私ってあんまり生活スペースがいらないんだな~って実感しました。
『起きて半畳寝て一畳、ヨガやるんでも四畳半』、つまり実際は六畳もあれば十分なんじゃないのこれ?!
※ちっさいダンボールハウスのジャストフィット感が落ち着くサチコさん
大きいほうがいい、広いほうがいい、高いほうがいい、速いほうがいい、多いほうがいい・・・これってちょっと違うみたい。
やっぱ、「ちょうどいいのがいい」んですよ。
サントーシャ(足るを知る)ですね。
実感中。
今はリビングの隅っこを定位置とし、主にそこでちんまりと過ごしてスペースの無駄使い中ですが、キッチンとヨガスペースは強化しようと企んでおります。
※引越しのドタバタも鷹揚とかまえるサチコさん