ガブリエラ先生のWS、2014
昨年に引き続き、この3連休はガブちゃん先生こと(勝手にそう呼んでるだけ)、ガブリエラ・ジュビラロ先生(Gabriella Giubilaro)の来日ワークショップに参加した。
朝イチのプラーナヤーマから午後の2クラスまでヨガ漬けの3日間。吉祥寺SHIZENyogaスタジオは満員御礼で、熱気に溢れ、天気にも恵まれ、本当に素晴らしい時間だった。
フィレンツェを拠点に世界中で指導をされているガブリエラ先生は今年64歳、わたしが生きているよりも長くヨガを練習されている。
先生は生徒の習熟度に合わせたチャレンジを与え、持病やケガや痛みを抱えた生徒ひとりひとりに適切な練習法を指示。
アライメントについてわかりやすく解説し、逆転のポーズでは自身でデモをされ、漫然としたプラクティスにばっさりメスをいれ、クリアで知性をもって向き合うことをくり返し教えてくれる。
また、最近わたしはヴィラ1のセルフプラクティスでちょっと無茶をしたようで仙腸関節を痛めてしまったんだけど(腸骨の引き上げを意識し過ぎるあまり、腰部のスペースを潰して無理をしたのが原因)、タイミングよく、「ヴィラ1でなぜ腰部を痛めるのか?」の解説があって、個人的に非っ常~~に勉強になった。
さらに、プラナヤーマでの呼吸法とそのためのアライメントの在り方を、「劇場と観客」や「ドレスとハンガー」といった独特かつ明確で想像しやすい比喩を用いるなど、表現のバラエティ、言葉の選択、注意深い観察、全てに感動。
「休めることと(リラックスさせることと)、ボンヤリと鈍くすることは全く別モノである!」という話には激しく膝を打った(心の中で)。
どんよりボンヤリ、鈍く重たくなる感覚を指して「リラックス~」って思いがちなんだけど、必ずしもそうじゃないと。クリアで、透き通って、氷のように研ぎ澄まされた感覚を保ったリラックス状態って確かにあるよね。
ガブリエラ先生の「生徒を正しく安全に導く」ことに向けられる情熱は、ややもすると熱血で厳しく写り、一般的に「コワイ」と表現されがちなんだけど、そこには圧倒的な覚悟と責任が必要で、情熱と愛情が必要で、「これが指導者というものなんだな・・・」と毎回胸を打たれる。泣きたくなる。凄い先生だなぁ。
生徒はウェアに名前を貼るんだけど、「わたしも貼るわ!」と先生。
写真ボケてるけど、「ガブリエラ先生」ってカタカナで書いてありますw
先生はウェアを着替えた際も新しくネームシートを書いてもらって、嬉しそうに貼ってました。おちゃめ~!
もちろん来年もトレーニングに参加します、絶対!
それまでに、ドゥイパーダ・ヴィパリータ・ダンダーサナ(Dwi Pada Viparita Dandasana)がサポートなしでできるよう、バックベンド練習するぞー!
若き日の(30代前半かな?)ガブリエラ先生。
Gabriella Giubilaro - Yoga Demonstration, Wroclaw ...
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