頭痛に対してヨガができること
ここのところ頭痛が続いてまして。
環境の変わり目で(本業のほうが4月から新年度で新体制に)、ヨーガ療法学校の試験や卒論作成にも追われ、急激な気温変化も影響あるのかな~と。
ところで、頭痛の要因って素人のわたしがザッと思いつくだけでも様々。
・風邪のひきはじめ
・首や肩まわり、腰、腕などの筋肉収縮、
・眼精疲労
・季節の変わり目や気圧の変化
・ホルモンバランスの乱れや睡眠不足
・花粉症や副鼻腔炎
最近は頭痛外来も増え、くも膜下出血や腫瘍といったケース以外の症状に対して、専門的に診療・治療を行うみたい。
またペインクリニックも痛みや、痛みとまでは呼べないような神経痛、疼痛、しびれ等、様々な「痛み」を扱う専門外来のようです。
偏頭痛/片頭痛、群発性頭痛、血液成分や三叉神経の異常・・・いろんな原因が考えられるようなんだけど、圧倒的に多いのはストレス性/緊張性の頭痛。
諸悪の根源をなんでもかんでもストレスに背負わせるのはどうか?・・・と思うんだけど、でもまあ ストレスマネジメントの有効な手段と言えばやはりヨガ なわけです!
で、わたしが最近お世話になってるのがこのバンデージ。
左は普通の包帯。右は師匠ケイコ先生がインドで購入したもの。ゴムを含まない伸縮性のある布で、これで眼を覆ってリストラティブポーズをやってます。
グルグル巻きの自分の写真を撮ってみたんだけど、ちょっとあまりにアレなビジュアルだったので本からお借りしました↓
(c)メディカルヨガ 314ページ
アイピロウよりもしっかり目が覆えて、頭部の皮膚に程よく圧がかかるせいか、外したあとの頭部の緩み感が高いです。
これを巻いた状態で、首、肩、頭の筋緊張を和らげる目的のリストラティブポーズを行います。
■首、肩を伸ばす、胸を開く、
ハラーサナ、ショルダースタンド、セツバンダーサナ、スプタ・バッダコーナーサナ、ヴィパリータ・カラーニ、
■前屈系
パスチモッターナーサナ、ジャヌシルシャーサナ、アドムカ・スワスティカーサナ、
でもまあ、布をアタマにグルグル巻いたり、本格的なポーズを行うのが難しい場合もありますよね。オフィスや学校では以下のようにちょっとデスクにつっぷすだけでも効果的です。
(c)メディカルヨガ 12ページ
ポイントは、眉とおでこの皮膚を頬のほう降ろすように動かす(ひっぱる)こと。
(c)メディカルヨガ 12ページ
デスクにつっぷすことすらできなくても、手のひらで少し眉あたりを頬のほうに動かすだけで少し落ち着くような感覚が得られますよ。これならトイレでちょっとできるかも??
呼吸が自然にゆっくりとなり、神経系がリラックスしはじめます。不安や不眠にも効果があるそうです。
頭痛に対してヨガができることとして、肉体面へのアプローチはもちろんありますが、その痛みがストレスや緊張から起こるものであるのなら呼吸法や瞑想も有効です。
お風呂であったまって美味しいもの食べて、
お笑いでも見て笑って、友達とワーワー喋って、
軽くお酒飲んでサクッと寝ちゃう、
どれもストレス解消法としては大いにアリ!対症療法としてはどれも効果的ですよね!わたしは愛猫をクリクリするのが最も効果的です♪
でも、もっと根本的にどうにかできないかな?と思うのならば、やっぱり私はヨガをおすすめします。
くり返しアーサナを行うことで筋力を養い、正しい使い方で手入れをし、呼吸法や瞑想での深いリラクゼーションの中で、「これはストレスだ!」と認知する自分の思考のクセを客観視する力が養われていきます。
事象との向き合い方を修正していく手段になり得るわけです。
セラピューティックなヨガへの関心の高まりから、たくさん本も出版されてます。上記の写真はコチラ↓からお借りしました(感謝!)オススメです。
- 作者: ティモシーマッコール,岡部朋子,Timothy McCall,中原尚美
- 出版社/メーカー: バベルプレス
- 発売日: 2011/01
- メディア: 単行本
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