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ヨーガ療法士までの歩み(総括)

 

日本ヨーガ療法学会は2003年に設立され、2009年からは一般社団法人となり、現在は医師やヨーガ教師など約2000人の会員により構成され、ヨーガ療法の研究と普及活動が行われてます。

 

提供・普及の活動は様々で、

 

わたしのように個人でプライベートセッションを提供したり、施設でグループレッスンにも対応したり、

 

またキエフ旧ソ連・現ウクライナ)や東日本大震災被災地をはじめ、昨年夏に起きた広島土砂災害被災地などで、被災者の心身ケアのボランティアを行ったり、

 

その他クリニックやホスピス、介護施設、ケアハウス、薬物中毒患者のための回復支援施設(ダルク)など・・・その活動は多岐に渡ります。

 

 ⇒ボランティア報告はこちら

 

学会員には誰でもなれます(会員1名の推薦が必要)。学会員になると症例や活動事例等の冊子が届きます。

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認定講座はわたしは町田の東京本校で受講しましたが、全国各所で開催されているので、最寄の講座を受講することが可能です。

 

わたし自身の今後の活動はあらためてこの場でお知らせするとして、

 

今回は、最近質問をもらう機会が増えているヨーガ療法士の認定講座について、わたしの感想をまとめて書きたいと思います。 

 

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【概要】

ヨーガ療法学会認定資格となる講座には2種類あって、

①の上級資格が②にあたります。つまり、②を取得するためには①が必須です。

 

①学会認定ヨーガ教師(YIC) 詳細⇒

  1. 日本ヨーガ療法学会の会員であること。
  2. ヨーガ教師養成講座(10回)を修了し、修了書を有していること。

 

②学会認定ヨーガ療法士(YTIC) 詳細⇒

  1. 日本ヨーガ療法学会の会員であること。
  2. ヨーガ療法士養成講座(20回)を修了し、修了書を有していること。
  3. 日本ヨーガ療法学会研究総会にて症例発表を行ったこと。

 

いずれの資格も認定期間は4年で、4年毎に資格の更新が必要(単位取得が必要)。

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①を2011年5月から受講しはじめ、②を2015年4月に修了しました。

 

まる4年・・・! 

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初級講座を開始した当時はもう先が遠すぎて、目の前の課題と勉強にいっぱいいっぱいで、あまりGOAL(講座修了)のことは考えていませんでした。

 

 

★ヨーガ教師 (YIC)

 

ラージャ、ギャーナ、バクティ、カルマの伝統的な4大ヨーガをベースに学びます。パタンジャリのアシュタンガ・ヨーガ(八支則)やウパニシャッドの人間五臓説(パンチャコーシャ論)等も。

 

スートラ講座も別枠で設けられていて、全米ヨガアライアンス校でサラッと学んだ哲学をおさらいし、さらに詳しく深めるという意味でも非常に勉強になる講座です。

 

課題では、繰り返し「ヨーガ療法の定義」をベースとしたモノの見方や解釈を、自分のアタマとコトバと使ってアウトプットすることを求められます。例えば、

 

・スポーツとヨーガの違いは?

・なぜヨーガが幸福度の拡大に関与するのか、パンチャコーシャ論から述べよ

・呼吸法の生理学的な効果を述べよ

・二極の対立感情について、自身の経験を基に熟考の上論述せよ

 

などなど。

 

この「熟考すること(マナナ)」が後期講座YTICで非常に重要なカギになる課題。ここをどれだけキチンと取り組むかで後々影響があります。

 

「なぜヨーガが肉体のみならず、心にもアプローチできるのか?」を、経典の理解と、自身の体験を含めて、様々な角度から自分の頭と、自分の言葉で、人に(クライアントに)説明できるまで、理解を落とし込んでいく・・・という過程です。

 

もちろん卒業試験(筆記・実技)と卒業論文ありますよー。詳しくは以下をどうぞ。

 

 

ここまでの学びで、「身体を動かすだけでないヨーガ」の扉はガッツリ開きます。ここからさらに哲学や経典の学びを深めていけるワケです。

 

スートラやギーターをはじめ、ウパニシャッドの勉強や、瞑想やプラナヤーマの実践、マントラ詠唱やサンスクリット語の読み書きに興味が広がるかもしれませんね。

 

吟味して整理しても増えてくいっぽうの本棚 ↓

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 棚におさまってないヤツらもいますが

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いずれにせよ、好きで楽しくて夢中になれるって素晴らしい!

 

 

ヨーガ療法士 (YTIC)

 

この講座では症状(現病)をベースに、より具体的なヨーガ療法の実践と理解を深めていきます。

 

呼吸器系、循環器系、内分泌系・・・より生理学への理解が求められます。各講座の内容は以下をご覧ください。

 

 

但し、わたしたちが学んでいるのは医療ではなくあくまでヨーガ療法。なので、クライアントの症状(現病)に対して、あたりまえだけどあくまで「ヨーガの技術」でアプローチしていくわけです。

 

よって、そのヨーガの技術をどのように臨床で応用していくのかをガッツリ学びます。療法士としての学びがグッと深められます。

 

①療法士に求められる資質や態度、セッションの作り方、クライアント(生徒さん)との関係値の築き方【セラピー/カウンセリング概論】

 

②クライアントの症状をヨーガをベースにどう見立てるか【アセスメント技術】

 

③ターゲット(治療目標)をどう定め、どんなアプローチをし(アーサナ、呼吸法、瞑想)、そこからどんなエビデンスを取得しどうやって可視化し、それをどうクライアントとどう共有するか【カウンセリング技術】

 

上記のようなことをコッテリ学びます。

 

加えて、実際クライアントに対してヨーガ療法を実施し、そのうち20人分の症例を研究報告としてまとめるレポート課題があります。

 

つまり、机上の学びのみならず、後半は現場での実践が発生します。

 

試験は前期、後期、最終の全部で3回あり、毎回「筆記試験、実技試験、論文提出」が1セットです。

 

いやーもう、大変だのなんの。。

 

大混乱中の様子

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試験後、研究総会での症例報告も必須となります。わたしは今年の神戸総会で無事終えました。

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やり終えた今思うのは、はてしなく続くと思った課題や論文にものすごーーーーーーく意味があったんだなってこと(当たり前か)。

 

しつこいくらい自分の中に落とし込んでく作業が理解度を高めてくわけです。

 

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長くなったけど、ヨーガの心身へ与える影響を学び、指導に生かしたり自身の学びを深める目的でも「ヨーガ教師(YIC)」講座はとても勉強になると思います。

 

そこからさらに、実践でのアプローチを目的とする方は「ヨーガ療法士(YTIC)」に進まれるとイイんじゃないでしょうか。

いずれにせよ、

 

・早く取得する

・年若いうちに取得する

 

ことに何の意味も持たない学びなので、焦る必要はナシ。

むしろ、

 

・「社会のイチ構成員」として与えられた持ち場でしっかりフロウして、

・いろんな人と関わり(多様性の許容)、

・悩みや苦悩やストレスを抱えつつもヨーガの学びの中でたくましく在り続ける、

 

その姿こそが求められる資質なんじゃないかな(それがなかなか難しくもあるわけですが)。

 

※具体的なアドバイスとして、パソコン操作は必須です。YICではワード、YTICではパワーポイント、いずれも初級操作で十分ですが使えないと後々ツライかも。

 

これからどんな活動をし何が提供できるのか、わたしにできることは何か?、わくわく検討中です。

 

本業を別に持つかけだしのパートタイム療法士ですが、今後ともどうぞよろしく! 

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