MRIはウルサイ
MRIって断層画像の撮影をする機械で↓ こんなやつです。
ウィイイ~ンと足元の穴に運ばれていきます。ちょっとした乗り物です。
検査する側から見る景色はこんな感じ。先日ちょっと撮影する機会がありまして。
いろいろ問診して、「閉所は大丈夫ですか?」などの質問や説明を検査技師からうけます。わたしは閉所はぜんぜん平気ですが、鼻先が天井すぐってくらい狭い空間でした。
「えーこのあと工事現場にアタマ突っ込むような感じになりますんで~非常に大きな音がしますんで~」
と朗らかに説明され、
「だからコレつけますんで~」と遮音目的のヘッドホンをつけられ(スピーカーからは室内楽みたいなのが流れてる)、
以降は技師の声が聴こえづらいので、技師も身振り手振りを交えながら、
「なんかあったらこれグッと!グッと!」と緊急コールボタンを親指イエーイ→押す、イエーイ→押すって何度もやりながら渡され(なぜヘッドホン装着前に言わないんだ・・・)、
「問題ないですか~?動かないでくださいね~?始めますよ~台が動きますよ~」と、アナタ→動くの→ダメ→寝台→寝てる→アナタ→が→ドーム→入ってく・・・
ジェスチャーゲームなの?ってくらいコチラに解釈を委ねる説明がなされ、
最後は「行ってらっしゃいグッドラック!」的な動きで技師の方はわたしの視界から消えました。
なにこれ?
アトラクション??
宇宙とか行くやつ?!
ピリピリした恐怖や不安を和らげる演出なのかなぁ・・・と思いつつ、わたしの乗った寝台はドームの中に運ばれていきました。
骨盤周りの撮影で所用時間は大体20分くらい。画像撮影なんで痛くもかゆくもなかったです。
が、まじでどーにかなんないの?!ってくらいウルサイんですよ!
遮音ヘッドホンをつけてこのウルサさなの?と唖然としました。もはや室内楽なんていっこも聴こえないし。
・ブッブー!ブッブッブー!
・ピコーンピコーンピコーン!
・フォンフォンフォンフォン!
・ビビビビビ!ビビビビ!
エラー音の比較テストか?って感じで、けして工事現場の音ではなく、神経にさわる(カンにさわる)機械音が同時に何種類もずーーーーーっと鳴るんです。
デッカイ音で!
「不正解」ーーーって!
なぜ画像撮影するだけなのにこんなアラーム鳴らしてんの?って途中からキイイイッ!ってなっちゃってもう。静かに撮影できないわけ?と。
100歩譲ってなんらかのアラーム音を出す必要があったとして、なんでこんな神経にさわる音をチョイスするわけ?と。音なんて何百種類もあるだろうがーっ!!っと。
わたしは100%元気な状態でこの検査に臨んだわけですが、具合悪い人にはマジで拷問のウルサさだろうなーと。
もっとこうシンギングボウルとか寺の鐘とかさ、
川のせせらぎとか波の音もいいじゃん、
猫の泣き声とか動物系だよやっぱ、
蛙とかセミなんていいじゃないセミしぐれとかあるんだから、
「どんな音がふさわしいか」を真剣に考えた結果、検査時間はあっとゆー間でしたよね。それはそれで狙いどーりなんでしょうかね。
※ちなみに仰向けで動かないままキープするのってけっこうツライ人が多いみたいです。わたしはシャバーサナの練習がここで活かされました^^