極私的ヨガフェスレポート

 

10年目を迎えた「ヨガフェスタ2013」パシフィコ横浜に行ってきました。

ヨガフェスタ 横浜|Yogafest Yokohama 2013

 

毎年レッスンに参加してたんだけど今年はボーッとしてる間にチケット販売が終了し、でも知り合いに譲ってもらうほどでもなかったので、初日に少しブラついてきました。

 

そのレポートです(但しニッチ、またもヨガ度は薄め・・・)。

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会場は去年の倍の広さ、景気イイっすねー。

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メインステージでショーやライブが行われ、フリーレッスンエリアも大賑わい。ベジ系やオーガニック系のフードブースもあり、ヨガウェアやグッズを扱うブランドがずらり出店し、来場者はレッスンに参加せずともワイワイ楽しめます。

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レッスンは上のフロアを5つ使用し、さらに屋外でもフリーレッスンが行われ、3日間でたくさんの有意義なクラスが行われたもよう・・・ま、そのへんは別の方のブログでご確認いただければと。

 

で、個人的なトピックスは以下の3点!

 

 

【1】ビジネスクラスの登場 --------------

これはなかなか画期的な企画だったんじゃないでしょうか。残念ながら受講できなかったんだけど、どんな内容・反響だったのかな。

 

 

■スタジオの経営について(ケン・ハラクマ先生チャマ先生

■ヨガビジネスにおける実践的ウェブマーケティング(コンサルタント)

■セルフブランディングとPRについて(株式会社オハナスマイル代表取締役)

 

 

年々企業の参入が進むヨガフェスタ。買いものを楽しむヨギ・ヨギーニ達も(わたしも含めて)、やはりヨガマーケットの広がりは感じるところでしょう。今年はさらに占いとかボディワーク系の出店も拡大してたしね。

 

イイとか悪いとかではなく、

好むと好まざるとに関わらず、

認めようが否定しようが関係なく、

 

ヨガに関連する消費活動は衣食住の「モノ」に限らず、トレーニングやワークショップやリトリートの開催など「コト」に広がり、さらに資格やラインセンス発行の権利系も巻き込んで・・・様々な業種業態を取込む市場のダイナミズムを感じるわけです。

 

そんな中で、ヨガフェスタ自体がビジネスを切り口にした座学クラスを企画したってのはなんとも象徴的だなー、と。このイベントのコンセプトを思えば、こういった新しい取組みが生まれるのはとても良いことなんじゃないかと。

 

 

【2】ヨガとテクノロジー ---------------

以前紹介したSquareというスマホを使ったカード決済リーダーを使ってる店がたくさんありました。

 

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これは正しい使い方ですよねー、ってかココで使わなくていつ使う?って感じ。

 

で、今回の目的のひとつである「ちぢまる」ブース。 

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日本最大級の美容系クチコミサイト「アットコスメ」を運営するアイスタイルさんが、「レッスンの予約をスマホで受付けできるツール」を開発したわけです。

 

売上管理とか、

売上・稼働管理

 

スケジュール管理とか、

スケジュール管理

 

生徒さんとのコミュニケーションとか、

グループトーク機能

 

ヨガインストラクターに限らず、個人で活動している方々が(講師、インストラクター、ネイリスト、占い師、など)顧客や生徒さんとのコミュニケーションをスマホ上で一元管理できまっせーって便利ツールなワケです。

 

チェーン展開するような大手のスタジオとかは独自の自社ツールで管理してるみたいだけど、個人イントラ向けに企業が支援ツールを提供するっていう参入のしかたが新しかったですね。

 

企業側のマネタイズについてとか突っ込んだことも聞いたんだけど、ここでは割愛(内緒)。それにしてもこの領域はまだまだ伸びしろあるよなぁー。

 

 

【3】メディカル分野との融合 ----------------

ヨガフェスタ事務局が正式に共同推進の提携を発表ましたね。

 

 

【プレスリリース抜粋】

■ウエルネスデータ株式会社とヨガフェスタは、ウエルネスデータが運営する100万人分の保健医療統計データによる健康管理サイト 『wellcan(ウェルキャン)』を活用し、予防医学的見地から「メディカルヨガ・プロジェクト」を共同で推進することに基本合意した。

■この「メディカルヨガ・プロジェクト」では、ヨガ講師など専門家の協力を得て、ヨガが生活習慣病やロコモティブシンドロームを予防する予防医学的運動メニューとして広く取り入れられることを目指す。

 

 

ってことで、これから一般ユーザー向けに、信憑性の高いデータを活用したメディカルチェックの情報コンテンツサイトを拡充するみたい。今回はヨガフェスのブースでモニターを募集してました。もちろん私も登録してみた。

 

これのキモは「信憑性の高い100万人分の保健医療統計データ」を使った健康管理コンテンツになるんだろうけど、出口コンテンツとしてのヨガやボディワーク系がどのように機能し、代替医療分野にまで範囲を拡大するかどうか・・・など興味が尽きない。

 

あらゆる代替医療の効果をエビデンス化&データベース化とかしてくれれば(どっかの大学や機関と組んで)、なかなか画期的だと思う。その反面、非常にセンシティブな領域のデータ活用になるわけで、そこらへんの舵取りがキーなんでしょうね。

 

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ってなわけで、『極私的ヨガフェス2013レポート』でした!興味のない人には「なんのこっちゃ」「どこがヨガだよ?」って感じのニッチ話でしたねw

 

ではまた来年~!

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