リストラティブヨガTT(ティーチャートレーニング)
ここ数年、リストラティブヨガのクラスが増えてきましたね。
リストラティブヨガについては以前紹介したエントリーを参照いただくとして、otafukuyogaでもリストラティブヨガのクラスを定期的に開催してるんだけど、この小さなコミュニティクラスでもニーズの高まりをはっきりと感じています。
多くの人がその素晴らしさを実感できるといいなーと微力ながら考えてるわけだけど、ニーズの高まりにあわせてインストラクター向けトレーニングもたくさん開催されてるので、今日は私が受けたトレーニングをご紹介します。
現在、師匠ケイコ先生と、ヨーガ療法士の先輩でもある近藤真由美先生のコンビでリストラティブヨガのティーチャートレーニング(レベル1、2)が開催されてます。
■レベル1
次回の開催は未定ですが、数か月に1度の頻度で開催されてるもよう。基本となる8つのアーサナとそのバリエーションを中心に、クラスでの組み込み方やセルフプラクティスの工夫、プロップスの代用など実践的な内容を学んでいきます。
■レベル2
レベル1で学んだアーサナに加えて、さらにいくつかの基本のアーサナを学び、同時に生徒の観察の仕方やガイド、アジャストメントについてより実践的なティーチングスタイルで学んでいきます。
※現在、5月開催のレベル2の予約を受付中のようです。
レベル1を修了した方にはぜひ2の受講をオススメします。私は2013年5月に受講しましたが、めちゃくちゃ勉強になりましたよー!
もし参加する際は「こんな時はどうしたらいいの?」って普段のクラスでの疑問や質問をたくさん抱えて受講することをオススメします。
というのも、レベル2はより実践的なトレーニングなので、参加者同士が持つ疑問や質問をどんどんシェアし、その場で再現し、ガイドやアジャストを実践しながら「なぜそうなるのか?、なぜそう見てとれるのか?、どのように解決できるのか?、こんな場合はどうするのか?」を具体的に学んでいくから。
わたしは指導演習の中でケイコ先生に「なぜその言葉(表現、説明)をチョイスしたのか?」などを問われました。「その説明でも問題ないけど、もっと別の表現でガイドしてみたら?」と。
お蔭で、ついうっかり無意識でやってしまうガイドのクセに気付くことができました。詳細は避けますが、とにかく細かく実践形式で学んでいくのでバシバシつっこみも受けます!
ケイコ先生も真由美先生も、具体的かつ実践的な知識を惜しみなくシェアしてくださるので大変有り難く、また先生方がTT受講生に行うフィードバックの内容や伝え方も大変参考になりました。
一緒に受講した仲間が指導演習の最中にちょっと言葉が詰まってしまい、状況としては「慌てた感じ」になったんだけど、それに対してケイコ先生は具体的なアドバイスとあわせて「焦りや不安がガイドの声にまったく出ないのが良い。生徒さんに不安を伝播させないことは重要なこと」とコメントしてて、ナルホドなぁ~と思った。
360度マルチアングルで様々なフィードバックを行うって実はとっても大変で、「彼女自身も気付いてなかった強み」についてもふれてて、なるほどなぁーと思った。
こと細かく「気付き」を得て、それをシンプルに伝えていくことは、どれだけ深く、広く、温かく観察し、それを言語化する語彙を持ち合わせるかってことなんだよね。
学びは続く・・・!!
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★ケイコ先生のリストラティブヨガのクラスは、吉祥寺SHIZENヨガスタジオで毎週火曜の17時半~開催されてます。
★近藤真由美先生のリストラティブヨガのクラスは、代々木アンダーザライトヨガスクールで毎週木曜の15時~開催されてます。
★また今回のエントリーにはアップしませんでしたが(長くなったので別の機会に)、わたしがもうひとつ受けたトレーニング、「サンアンドムーン主宰、リザ・ロウィッツ先生と学ぶリストラティブヨガ20時間指導者養成コース」はコチラ→
リザ先生のリストラティブヨガのクラスは、五反田サンアンドムーンスタジオで毎週金曜の19時半~開催されてます。