ラマナンド先生のWS、2014
2012年9月の前回に続いて、ラマナンド先生の来日WSに参加しました。
72歳のラマンド先生は「先生の先生」と呼ばれる国際的に著名なヨギ。父親と同年代の先生から学べるなんてありがたい、すごいことだなぁ。
吉祥寺SHIZENyogaで行われたWSの感想を、参加者の方がスタジオのブログに寄稿してるんだけど、これがとっても素晴らしいレポートなのでぜひそちらをご覧ください。
今回も数々の素晴らしい教えをいただきました。骨盤にフォーカスしたきめ細やかな肉体鞘の学びの中で、「クリアーなマインドとは?」について考える時間でした。
私のマインド(感情、思考)は常にジャッジをしようとする。
感覚器官からの情報を、「正しい」「できてる」「ダメだ」「もっと」「いい」「わるい」と判断していく。
なぜそんなことをする必要があるのか?なぜマインドの言いなりにならなければならないのか?事実を、現象を、情報を、ただあるがまま受け容れることせず、なんらかの意味付けや評価、判断をしてしまうのはなぜか?
その評価や判断、受け止め方といった「認知」は、真実なのか?その「認知の傾向」はマインドの言いなりになっていないだろうか?
アサナを通して、プラナヤマを通して、ムドラーの練習を通して、常に哲学的な側面から導いてくださるラマナンド先生。本当に素晴らしいWSでした。
「人生は問題があるのではなくてチャレンジがあるだけ。できることを楽しみなさい。できないことは過程を楽しみなさい。」
マットの上でも外でも、わたし達はつい頑張り過ぎて、「股関節が固いからダメだ」とか「ハムストリングが伸びないからツライ」とか、「あの人のようになりたいけどムリ、くやしい悲しい」・・・
とにかくダメなとこを洗い出してしまう。課題を見つけて分析しまくることが知的で、冷静で、「意識高い系」でカッコイイと感じてしまう。わたしにも大いにその傾向はある。いまだに。
自分の課題を受け止めて、向き合って、努力をする姿勢は素晴らしいことだけれど、同時に「できることを楽しむこと」「いま、あるがままを受け容れること」も忘れないでいたいなーと思った。
気持ちのいい春の日。美しい季節の素晴らしい学びに感謝を込めて!