「暇」という処方

身も心も、仕事でちょっと疲れてしまった同僚が

産業医から「しばらく休職しなはれ」と言われた。

少しの疲れだったことが幸いし

同僚はみるみる回復。

「毎日ヒマだわ～」と休暇を過ごし、

 とにかくあんまりヒマなもんで、

・やることなくて時間持て余してんですけど～

・交流会とか仕事に役立つ勉強とかしようかな～

などと医者に言ったところ、

「暇」を処方してんだから

しっかりヒマしてろ！

余計なことすんなー (｀Д´)　

と一喝されたそうな。

うーん、なるほどねー。

※掲載写真は鎌倉の明月院、ウサギも川を眺めてヒマ満喫中＾＾

「暇の実行」もひとつのスキルなんでしょうね。

せっかくだから、

もったいないから、

どうせなら、

「少しでも有意義に過ごしたる！」って思いから

ついあれこれやってコスパ（コスト＝時間）を

上げたくなるし、

ってかなんなら「暇だけど有意義！なサマを

セルフィーしてSNSでドヤったる！」って

もはやヒマでもなんでもなくなったりして･･･ね。

・意義がある／意味がある

・目的が明確

・意識が高い

・効率的で生産性が高い

みたいなことだけに時間の使い方を奪われると

なんだか疲れる。

「～べし」「～べき」から解放される

とにかくド暇で「ヒマですがなにか？！」な時間を、

無目的で無意味で無内容で

本格的で本来的な「暇な時間」を、

たまには過ごさなくちゃね！

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