ヨーガ療法士への道~前期中間試験
いやもう更新滞っちゃって・・・みなさんお元気ですか?語りかけるほどの方が見てくださってるのか微妙だけど、備忘録をアップしようかと。
私はいま、スワミ・ヴィヴェーカナンダ・ヨーガ研究財団(日本ヨーガ療法学会)認定資格となる「ヨーガ療法士」の勉強をしておりまして、すでに初級講座(YIC)を終え、現在は上級講座(YTIC)で学んでいます。
で、昨日の第8回講座が中間試験だったわけです。そらもうブログ更新してるヒマもなかったわけですわこれ。
上級講座のYTICは、課題や論文や症例研究の質と量がハンパないぜー!と先輩たちから聞いてはいたんですが、いたんですが・・・ほんと大変でしたっ!てメモです。
①論文 ----------
今回は「健康な5人に対するサイクリック瞑想実習」のレポート作成。全4回の実習時に5人の各種データを取得し、それを基に考察。取得するデータは以下の3つ。
【1】生理的データ
・安静時血圧(収縮期/拡張期) mmHg
・脈拍 回/分
・呼吸数 回/分
・止息時間 秒
【2】心理的データ
1. sVYASAの健康自己判定 (現在の健康状態に関する設問式調査)
2. Y-G性格検査 (矢田部ギルフォード性格検査)
3. STAI (State-Trait AnXiety Inventory/状態・特性不安調査)
4. SOC (Sense Of Coherence/首尾一貫・感覚調査)
5. POMS (Psychiatric Out-patient Mood Scales/精神科外来患者気分尺度調査)
【3】基礎データと「語り」ベースのデータ
・実習者の基礎情報(年齢、身長、体重、家族構成、主訴、既往歴、等)
・実習者の感想
上記のデータを取り揃えて、以下の構成で論述してく。
・表紙
・感謝の言葉
・目次
・要約
・序文
・本文(章ごとにわけて)
・結論
・参考文献
本文の内容(テーマ)や構成、ボリュームは自由なんだけど、当然「論文のテイ」になってなければやり直し。ちなみに今回の私の本文構成は以下。
■本文第1章:ストレスとホメオスタシス
【1】ホメオスタシスとは
【2】ホメオスタシスの三角形について
【3】ストレスとは
【4】ストレッサーとストレス反応について
【5】ストレス反応の理解
■本文第2章:現代社会におけるストレス
【1】人間関係とストレス
【2】テクノストレスの多様化とインターネット依存
【3】テクノストレスとインターネット依存の概況
【4】テクノストレスとインターネット依存の抑制について
■本文第3章:人間五臓説 (パンチャ・コーシャ論)
【1】 ヨーガからみたストレス
【2】人間五臓説と健康の関係について
【3】ヨーガにおけるストレスマネージメント法
■本文第4章:実習内容と計測法
【1】実習内容と計測法、評価法について
【2】各種心理分析テストの詳細
■本文第5章:サイクリック瞑想実習データ
【1】5人の実習データと考察
【2】5人の実習考察
表やグラフも入れて、ザッと全51ページくらい(ワード標準、ポイント11)のボリュームになりました。記述の細かいルールもあって(句読点「、」は全角カンマ「,」とか)、大変でした。ええ。
②プレゼン用パワーポイント -----
上記の論文作成だけでヒイヒイ言ってるわけですが、あくまで目的は症例研究。発表方法のひとつが論文であって、もうひとつの発表方法であるプレゼン用のパワポ作成も求められます。
ひとり8分間の持ち時間でのプレゼン用パワポ作成で、スライド数やスタイルは自由。私はパワポ作成は比較的慣れてるんだけど、慣れてない人は大変だったみたい。
表やグラフやチャート等も含めて全24スライドにまとめたんだけど(ムダにアニメもしてみたりw)、プレゼンが8分に全然おさまらなかったのが反省。
③実技試験 ----------
①②は提出物。昨日の中間試験(前期)の当日はプレゼン演習に加えて実技の指導試験もありました。まあ筆記試験がなかっただけまだマシなんだけど・・・。
実技試験は4~5人のグループにわかれて担当試験管が1名つくグループ試験。直前に「高血圧」「気管支ぜんそく」「糖尿病」「産後」の症例が渡されて、その症状を持つ生徒さんに対する指導を演習するやり方でした。
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以上に加えて(まだある!)、いつも通り前回講座の宿題もあったりで・・・とにかくもうてんやわんやの日々でした。
症例研究の実習やデータ収集、論文のタタキの作成等は早め早めに準備できるから、前倒しでどんどんやりゃーいいんだけど・・・こればかりはなかなか。とにかくギリギリのハラハラのスケジュールで動いてしまうワタクシ。今回も安定の前日仕上げ。
次の後期中間試験は約半年後。今回と同じく実技試験と論文提出、プレゼン演習があります。
次回は、「不健康者」を対象に、別のヨーガ療法(オーム瞑想指導)の指導実習レポートで、やはり5人分。また次回は筆記試験もあるようなので、もう今から「・・・。」ですが、今はとにかく「オワッター★」って解放感にひたりたい!
また、最終の第20回講座が卒業試験にあたるんだけど、先の「健康5人(サイクリック瞑想)」と「不健康5人(オーム瞑想」に加えて、さらに「不健康10人(指導自由)」も加えた計20人の症例レポートがあるわけ。もちろんプレゼンも。もちろん実技と筆記の試験も・・・ふう。
でもまあ課題はあくまで課題で、論文もプレゼンも試験も「理解度・習熟度の確認方法」に過ぎないので、そこを目的にしちゃダメでしょってことだよね。勉強は勉強。
ナゼ学ぶか?ナニを学ぶか?どうアウトプットするか?を大事にひとつずつ勉強してかないとですねー。
オツカレですがニャ★
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