【告知】2017年10月のクラス

 

こわい・・・

今年あと3ヶ月切ったんですって・・・

そして寒い・・・

もうちょい秋長めでお願いします(>_<)

 

さて、今月もクラス数は少なめです。

ぜひタイミングみつけていらしてくださいませ!

 

土曜のクラスはリストラティブのポーズを中心に

瞑想も行っています。少しずつテーマに沿った瞑想の

ガイドを増やしていきますのでお楽しみに^^

 

また木曜夜のクラスはけっこうしっかり動きます。

運動不足を感じてる方はもちろん、

ポーズの基礎を練習したい方や身体をより理解

したい方、ぜひいらしてくださいね!

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クラスはアライメントを重視したアイアンガースタイルのハタヨガです 

 

*10/12(木)20時15分~21時30分

ハタベーシックス

高円寺ヨガまる

 

*10/19(木)20時15分~21時30分

ハタベーシックス

高円寺ヨガまる

 

*10/21(土)12時45分~14時15分

呼吸と瞑想による心身回復のヨガ(運動量少)

otafukuyoga@高円寺ヨガまる

 

*10/26(木)20時15分~21時30分

ハタベーシックス

高円寺ヨガまる

 

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どなたでもご参加いただけます^^ 

みなさまのお越しをお待ちしております! 

 

 

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ガブリエラ先生のトーレニング、2017年

 

初めて参加した2011年、

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それから2013年、2014年、2015年と続き

2年ぶりとなる今年20017年が通算5回目となった

ガブリエラ先生のトレーニング!

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 もうすぐ67歳になる先生とのトーレニングは

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やっぱりパワフルで愛情に満ちていました。

 

わたしはこれまでガブリエラ先生のトレーニングで

初めてチャレンジしたアサナがたくさんあります。

 

「シークエンスの美」が謳われるアイアンガーヨガ、

ターゲットアクションを丁寧にひとつずつ

積み上げながらアサナを進めていきます。

 

なので、一瞬ギョッとするような、ちょっと尻込み

するようなアサナも、身体が整って準備万端になると

「やってみたい!」とワクワク取り組めます。

 

先生の指導のもとでエゴを手放し自分に集中すると

結果にこだわらず「いま、ただやる」

のゾーンに静かに突入していくのがわかります。

 

その時間の中で、自分の思考の癖、肉体の癖、

感情やキブンの動き、習性、みたいなものに

対峙していきます。

 

逆転(ヘッドスタンド&ショルダースタンド)の

バリエーションに繋がる構成で

 

・立位

・バックベンド

・前屈

・ツイスト

 

をし、そして今回もプラーナヤーマの指導が

とても丁寧かつわかりやく、深い体感を得ました。

 

5日間のトレーニングを通して、

「わたしはわたしを信頼する」という強い気持ち

心と身体ぜんぶで感じていました。

 

「アサナにはエネルギーが感じられなければならない」

 

と繰り返し先生は言い、

 

ベーシックなアサナだろうがアドバンスと言われる

アサナだろうが(本来「アドバンスのアサナ」など

ない、とも先生はおっしゃってました)、

 

ヨガの経験の長短にかかわらず、

肉体のレイヤー(コーシャ)のみにとどまらず、

 

アサナには生命力、生命エネルギーが

みなぎらなければならない、と。

 

全身全霊で自分の「命」を使う時間が、

そこで得る印象(サムスカーラ)が、

わたしの内側に宿る光の燃料となっていく

のだと感じました。

 

これは前回来日時の写真だけど↓

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今年も「ガブリエラ先生」と書いたネームシールを

嬉しそうに貼ってらっしゃいました。お茶目~♪ 

 

相変わらずとんでもない脚長っぷりで、

大ぶりの花柄のフレアスカートを優雅に着こなす

オシャレで情熱的な先生。

 

本当にありがとうございました^^

 


Gabriella Giubilaro - Yoga Demonstration, Wroclaw 1986. --- Joga

 

先生のサイトはコチラ→ yogawisdomitalia

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NHKスペシャル「人体、神秘の巨大ネットワーク」

 

9/30(土)スタートの新プログラム↓

 

かなり面白そう!!

全シリーズの詳細がサイトで見れます↓

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毎度おなじみ「脳」、

第2の脳とすっかり注目の「腸」、

定番の「筋肉」「脂肪」、

未だ謎めく生命の不思議「受精」、

 

これまでの焼き直しかな?ってだけじゃなく

今回「骨」と「腎臓」にフォーカスした回があるのが

個人的に気になってます。

 

しかも、

 

番組司会は、タモリさんとノーベル医学・生理学賞を受賞した山中伸弥さんの二人。山中さんも驚く最先端の医学の発見を、タモリさんの知的好奇心で楽しく探究していく。二人の息の合った掛け合いは、必見!

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いやこれもう普通にオモシロイでしょー

 

しかしNHKさん、いちTV番組とは思えない

リッチコンテンツですなぁ

WEBでちょっと予習しとくと楽しめそう^^

 

 

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はい、泳げません

 

開き直ったようなタイトル

あっぷあっぷイラストと鮮やかな装丁

村上春樹氏による帯

 

全てが気になってまして 

はい、泳げません (新潮文庫)

はい、泳げません (新潮文庫)

 

 

ようやく図書館で借りて読んだわけです。 

ちなみに帯↓

 

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わたしは著者の本は初めてでしたが

とにかく「へんてこハウツー本」としか

言いようがない面白さ。

 

水が怖いおっさんが

厳しい女性の鬼コーチのもとで

水泳を習う。

ただそれだけの内容。

 

泳げない理由

水が怖いこと

 

著者(いい年のおっさん)が熟考し

いろんな泳法技術を「頭で」学び、

 

「頭で」学ぶんだけど動作が伴わず

もんもんとします。

 

苦しくなってはプールの真ん中で立ち、

うまくできた!と喜んではまたプールの真ん中で立つ。

 

そのたびにコーチや仲間のおばさんらから

諸注意や叱咤激励やアドバイスを浴びせられる。

 

各章ごとに鬼コーチのコメントも記載されてて

その往復書簡?的なやり取りがまた笑える。

 

■苦しくなって途中で立ってしまう著者に

→立たない!なんでもいいから泳いで!

 

■呼吸にばかりこだわってしまう著者に

→呼吸しにプールに来てるんですか?泳ぐんです!

 

■苦しいんです・・・という著者に

→あたりまえです、みんな苦しいんです

 

筆致は非常にライトで読みやすいんだけど

何かしらの指導をする人にはけっこう深い内容です。

鬼コーチの指導っぷりがかなりイイんです。

 

高橋さん(著者)、まず大切なことは「泳ぐ状態」であって、「呼吸をすること」ではないんです。泳ぎ方をマスターしてからでないと、呼吸法はマスターできません。つまり、呼吸をするのは、泳いでる姿勢の時ですよね。立っている時に、いくら呼吸法を会得しても、意味ないんです。だから、まず「泳ぎ」、次に「呼吸」。

 

コーチ素晴らしいなぁと。

泳げ泳げ!と。

 

情熱的なんだけどしっかりロジカルで、

すべての体技法には精神論やド根性だけでなく

論理的な根拠が必要で、そのバランスが見事。

 

ヨガでも、マットの外での云々も大切でしょうが

まずはマットに立って

稽古!

練習!

修練!

鍛錬!

やる!とにかくやる!

アクション!プラクティス!実践が全てなわけです。

 

コーチはレッスンごとに脚の使い方、腕の使い方、

体軸の捉え方、呼吸、様々な視点で指導していきます。

 

かと思えば突然「泳いではいけません!」とか

どこも動かさずに浮け!浮くだけ!みたいな

ちゃぶ台ひっくり返しインストラクションをしたり。

 

そんなコーチの指導を生徒たちは

「先生が進化した」と表現します。

言うことがコロコロ変わるよね~、と。

 

これ、

ヨガでもピアノでもサッカーでもなんでも

何かを誰かに教える立場の人ならわかると思うけど

わざと変えてるんですよね、言い方を。

 

生徒の進度、レベル、状態に応じて

同じ動きをさせるにしても

言い方を日によって変えてるわけです。

 

「何度同じことを言ってもわからない人には違う言い方をする。一つの動作について、十通りくらいの表現はあります」

 

と鬼コーチも本の中で言うておられます。

 

この本、何の役に立つのかさっぱりわからない、と

村上春樹氏はおっしゃってますが(笑)

 

少なくともわたしはこれ読んでプールに行きました。

のろのろ150Mくらいは泳げたかな?

無性に泳いでみたくなったんですよね~。

 

なんとも表現しがたい不思議な本ですが

最後に、わたしも含めて、世の全てのコーチ達の思いが

記された文章があったので引用します。

 

レッスンを終えてここを出る時、来た時よりも心も体も「いい調子になっている」。そうなればいいなぁって、わたしはいつも思ってます。

 

わたしも思ってます^^

あっぷあっぷしてるイラストも可愛い↓ 

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はい、泳げません (新潮文庫)

はい、泳げません (新潮文庫)

 

 

 

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正しさよりも楽しさを

 

『正しい人生はもうやめた』と

久しぶりに会った友人が言った。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

彼女は3姉妹の長女として生まれた

優しく面倒見のいいお姉ちゃん。

 

家の手伝いも部活も勉強も頑張り

国立大に進学し、

 

家庭教師のアルバイトに励み

貯めたお金で世界中を旅行し、

 

商社の総合職に就職

若い恋愛も苦い恋愛も一通り経験して結婚。

働きながら妊活をしていた。

 

『よくある人生、小説なら誰も読まない』

と彼女は言い、

 

『帯の推薦文に困るなぁ(笑)』とわたしも言う。

 

妊活という、思うように運ばない

意志や努力でコントロールできない状況の中

彼女は少しずつバランスを失っていく。

 

治療優先で仕事の案件規模を縮小したが

先行きが見えず、キャリアプランも見えず、

かさむ治療費や精神面の不安定さから

夫婦中はだんだん微妙に。

 

そんな夫婦中を取り持つエンジェルとして

ウザギをペットとして迎え入れる。

 

が、先天性の疾患なのか夫婦の不注意なのか

迎え入れて半年でウサギは突然死する。

 

罪悪感、後悔、悲しみ、

自責とそれ以上に生まれる他責(=旦那)

 

そんな思いが状況をひとつまた進める。

 

何もかもうまくいかない・・・

ちゃんとしてるのに・・・

努力してるのに・・・

 

仕事もそこそこ。

ってかもうキャリアを左右するような

大型案件にはアサインされなくなったし、

そんな欲望もなくなってしまった。

 

家では旦那とつまらない喧嘩、冷たい空気、

なるべく外出していたい。

 

元来酒好き&酒豪の彼女は

最後の治療後に酒を解禁し

大酒をあおりはじめ、

旦那以外とのセックスも経験。

 

『このドラマ観たことあるわ』とわたし。

『視聴率ひとケタ台のね(笑)』と彼女。

 

荒れた状態が1年半程続き、

したたかに酔って帰宅中の深夜、近所で、

「ダメだ、吐きたい・・・」と大ピンチに!

 

吐きたい

ゲロ吐く

家までもたん

 

意を決して?植え込みの脇にしゃがんだら

ザザッ!と動くもの…

 

それは一匹の猫。

 

「ああああ猫~~~かわいい~おいで~」と

「オエエエエエ!!!!!」が

同時進行。

 

「おいでえええぇええぇぇオエエエエエ」

 

『吐きの勢いにビビって逃げんだよね、猫』

『そら逃げるわ(笑)迷惑〜何してくれてんの!』

 

吐いたら復活タイプの彼女は常識人でもあるので

近くの自販機で水を買い

汚してしまった植え込みやその周りを水で流し

ボーッと水を飲んでたら猫がまた姿を現した。

 

心配して戻ったかのように(いや、それはない)

彼女を励ますかのように(いや、それもない)

老師が猫の姿で現れたかのうように(なんでやねん)

 

都合のいい猫の擬人化に酔いも手伝って

その場で彼女は大号泣!

 

吐いちゃってみっともない

服も化粧もぐちゃぐちゃで恥ずかしい

こんなに酔ったら旦那にまた軽蔑される

 

うまくいかなくて悔しい

わからなすぎて悲しい

 

楽しくない

なんにも楽しくない

楽しくない楽しくない楽しくないーーーーー!

 

足元にはゲロ(流したとはいえ)、

ビビりつつ傍をウロつく猫(変な人間やな)、

酔って深夜の路上で感情を大爆発させる40代オンナ。

 

で、猫を拾って帰って家族に迎えるとか、

その猫が様々な幸運をもたらしたとか、

「どうしました?」と(警察じゃなく)

声をかけられ運命の出会い!とか、

 

そういった展開はナシ!ナッシング! 

一通りボーっとして帰って寝たそうな。

 

帰る頃はもう猫の姿はなかったらしい。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

『わたしは「正しい人生」を望んできたんだけど

もうすごく疲れたしアホらしくなった。

 

これから残りは「楽しい人生」「楽しい生き方」

しかしたくない。楽しくすることに決めた。』

 

と彼女は言った。

 

旦那とは別居中で、離婚手続きを進めてるらしい。

両親や姉妹らには実家で暮らせ!と強要されてる

そうだが『長女だからってその役目はイヤ』と

断ったそう。

 

落ち着いたら日本中の酒蔵や海外のワイナリーを

巡り、イギリスのシングルモルトの聖地にも

でかけるらしい。

 

あとタトゥーも入れたいらしいので

その前にそこそこ良い温泉に行こう!と

約束した。

 

彼女の手帳には

「TO DO」および「TO BE」のリストが

たくさん書いてあった。

 

花火職人

 

って謎のワードも書きなぐってあったけど(笑)

 

誰かをガッカリさせたり、非難されたり、

人が離れたり嫌われたりもするだろうけど、

 

もう「正しい生き方」ではなく

楽しいと思える生き方を選んでいこう。

 

 

 

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